MEDIA ARTSの想い

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今やアニメ・ゲーム・漫画などといった「メディア芸術」は、日本が誇るべき大事な文化となりました。

2001年において制定された「文化芸術基本法」においても、『映画,漫画,アニメーション及びコンピュータその他の電子機器等を利用した芸術』のことをメディア芸術と称し、文化庁のメディア芸術データベースにおいてはアニメーション・マンガ・ゲームの情報が綿密にまとめられているほどです。

こうした優れたコンテンツは、今や娯楽だけでなく、日常生活における精神安定剤として欠かせない存在となっている人も多いことでしょう。

2019年に起こった京都アニメーション放火事件においては、世界中のファンから悲しみの声と多額の寄付金が寄せられたことは記憶に新しいかと思います。京アニを始めとした日本の素晴らしいメディア芸術コンテンツは、国境も越えて人々の心に強い影響を与えているのです。

しかし、同時に日本は若者の自殺率が非常に高いことが由々しき問題として挙げられています。世界有数の安全な国でありながら、学校でのイジメや家庭問題に苦しみ命を絶ってしまう子供が多いのは非常にいたたまれない気持ちになります。

そんな今の日本を変えるために、私たちに何が出来るのでしょうか。私はアニメなどのコンテンツの力を信じたいと思っています。これまでの日本が作り上げてきた素晴らしいコンテンツの良さ・文化を一人でも多くの若者たちに知ってもらうことで、少しでも心の安定や支えになればという想いがあります。

微力かもしれません。そんなことで癒される心の傷でないかもしれません。それでも、私たちが紹介したコンテンツが誰かの心の支えとなり、結果的に一人でも命が救われるのであれば、それに勝る想いはありません。

MEDIA ARTS編集部